「看護師3年目の貯金額って、どのくらい?」
「20代の看護師はいくら貯金しておけばいい?」
「貯金とNISAはどっちを優先すればいい?」
看護師として働き始めて2〜3年経つと、同期や友人の貯金額が気になってくる人も多いのではないでしょうか。
僕は現在24歳の看護師3年目で、毎月の手取りは約32万円です。
現在の総資産は、現金・投資信託・個別株を合わせて約420万円あります。
毎月の資産形成は、
- NISA:月8万円
- 現金貯金:約3万円
- 個別株:ボーナスや生活の余剰資金があるときに購入
という方法で続けています。
ただし、看護師3年目だから「○万円貯金していれば正解」という金額はありません。
収入だけでなく、実家暮らしか一人暮らしか、家賃はいくらか、車や奨学金があるかによって必要な貯金額は変わるからです。
この記事では、24歳・看護師3年目で総資産約420万円になった僕の実例をもとに、
- 看護師3年目はいくら貯金すればいいのか
- 20代看護師が確保しておきたい生活防衛資金
- 貯金とNISAの割合
- 手取り32万円から毎月11万円を資産形成に回す方法
- 看護師が貯金を増やす具体的な方法
を紹介します。
結論から言うと、僕は生活費3〜6か月分をひとつの目安として現金を確保し、それを超えて長期間使わないお金をNISAなどの投資へ回すという考え方で資産形成しています。
看護師3年目・24歳の僕の貯金と総資産を公開
まず、僕自身の資産状況を紹介します。
現在24歳、看護師3年目で、毎月の手取りは約32万円です。
総資産は約420万円あります。
ここで注意したいのは、420万円すべてが銀行口座に入っているわけではないことです。
僕は資産を大きく、
①現金
②NISAなどの投資信託
③個別株
の3つに分けています。
現金だけを増やすのではなく、近いうちに使うお金を現金で確保しながら、長期間使わない資金を投資へ回しています。
毎月の基本的な資産形成額は次のとおりです。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 毎月の手取り | 約32万円 |
| NISA | 8万円 |
| 現金貯金 | 約3万円 |
| 毎月の資産形成額 | 約11万円 |
| 手取りに占める割合 | 約34% |
個別株については毎月定額では購入していません。
ボーナスや生活費の余剰資金を残しておき、保有したい企業の株価が下落したときなどに購入しています。
僕が看護師として働きながら約420万円の資産を作った方法や資産の内訳については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶ 24歳・看護師3年目の給料と資産額を公開|420万円貯めた方法
看護師3年目の貯金額はいくらあればいい?
看護師3年目の貯金額に「○万円あれば絶対に安心」という基準はありません。
なぜなら、同じ給料でも生活環境によって毎月残るお金が大きく違うからです。
例えば、
- 実家暮らしか一人暮らしか
- 病院の寮を利用しているか
- 家賃はいくらか
- 奨学金の返済があるか
- 車を所有しているか
- 結婚しているか
- 趣味や旅行にいくら使うか
などによって貯金できる金額は変わります。
そのため、他の看護師の貯金額と比較するより、まずは自分が生活するために最低いくら必要なのかを把握することが重要だと考えています。
そこで僕が基準のひとつにしているのが「生活防衛資金」です。
看護師の貯金は生活費3〜6か月分をひとつの目安にする
生活防衛資金とは、収入が減ったり、突然大きな支出が発生したりした場合に生活を維持するためのお金です。
例えば、
- 病気やケガで仕事を休む
- 転職で一時的に収入がなくなる
- 引っ越しが必要になる
- 家具・家電が壊れる
- 冠婚葬祭など急な支出が発生する
といったケースに備えます。
僕はまず、最低生活費の3〜6か月分程度をひとつの目安として考えています。
仮に毎月の最低生活費が20万円なら、
| 生活防衛資金 | 金額 |
|---|---|
| 3か月分 | 60万円 |
| 6か月分 | 120万円 |
| 12か月分 | 240万円 |
となります。
もちろん「必ず6か月分必要」という意味ではありません。
実家暮らしで固定費が少ない人と、家賃や車のローンがある人では必要な金額が違います。
大切なのは、単純に「100万円貯める」と決めるのではなく、自分の生活費を基準に必要な現金を考えることです。
20代看護師は貯金と投資をどう分ける?
僕は「貯金か投資か」の二択では考えていません。
お金を使う時期によって、
近いうちに使うお金 → 現金
長期間使わないお金 → 投資
と分けています。
現金で持っておくお金
現金として確保しているのは、主に次のようなお金です。
- 生活防衛資金
- 毎月の生活費
- 引っ越し費用
- 家具・家電の購入費
- 旅行費
- 数年以内に必要になる可能性があるお金
株式や投資信託は必要なときに値下がりしている可能性があります。
そのため、近いうちに使う予定のお金まで投資しないようにしています。
NISAで運用するお金
一方、長期間使う予定のない資金はNISAを中心に投資しています。
現在の積立額は毎月8万円、年間96万円です。
僕はS&P500とFANG+に連動する投資信託を中心に積み立てています。
なぜ月8万円にしているのか、手取り32万円からどう投資資金を作っているのかについてはこちらで詳しくまとめています。
▶ 24歳看護師がNISAに月8万円積み立てる理由|手取り32万円で続ける方法
個別株は余剰資金で購入
個別株については毎月の購入額を決めていません。
NISAの積立を資産形成の土台にしたうえで、ボーナスや生活費の余剰資金を個別株へ回しています。
僕の場合は、
現金=生活を守るお金
NISA=長期資産形成の中心
個別株=余剰資金で行う追加投資
という位置づけです。
手取り32万円なら貯金と投資にいくら回す?
僕の場合、手取り約32万円のうち、
NISA:8万円
現金貯金:約3万円
の合計約11万円を毎月の資産形成に回しています。
割合にすると手取りの約34%です。
残りの約21万円から、家賃、食費、通信費、交際費などを支払います。
ただし、「手取りの34%を資産形成に回すべき」という意味ではありません。
僕の場合は住居費などを考慮した結果、この金額を設定しています。
例えば手取り25万円で生活費が20万円必要な人が、僕と同じ月11万円を貯金・投資すると赤字になります。
重要なのは割合を真似することではなく、
手取り-生活費-近いうちに必要なお金=資産形成に回せる金額
と考えることです。
僕の手取り32万円の詳しい使い道についてはこちらで公開しています。
▶ 看護師3年目の給料の使い道|手取り32万円の家計簿と貯金・投資額を公開
看護師が貯金できない原因5つ
「看護師は給料が高いイメージがあるのに、なぜか貯金できない」
という人もいると思います。
僕自身の経験から考えると、貯金できない原因は収入だけではありません。
1.給料が入ってから余った金額を貯金している
「月末に余ったお金を貯金しよう」とすると、なかなか残りません。
僕は逆に、
給料 → 貯金・NISA → 生活費
の順番にしています。
給料日に資産形成のお金を先に分けてしまうことで、残った金額で生活する仕組みにしています。
2.夜勤手当を前提に生活費を上げている
看護師は夜勤回数によって給料が変動します。
夜勤が多かった月に手取りが増えると、その金額が毎月の給料のように感じてしまいます。
しかし、異動や体調、働き方の変化によって夜勤回数が減る可能性があります。
夜勤手当を前提に家賃やローンなどの固定費を上げすぎないことが重要です。
3.固定費が高い
毎日の小さな節約より、家賃、通信費、保険、サブスクなどの固定費を見直したほうが大きな効果が出る場合があります。
例えば固定費を月1万円削減できれば、
1万円×12か月=年間12万円
です。
5年間なら60万円になります。
一度見直せば、その後も節約効果が続くのが固定費削減のメリットです。
4.ボーナスをすべて使ってしまう
看護師は病院によって夏・冬にボーナスが支給されることがあります。
ボーナスをすべて買い物や旅行に使うのではなく、一部を貯金や投資へ回すだけでも年間の資産形成額は変わります。
僕の場合も、ボーナスは個別株や貯金、大きな支出などに振り分けています。
5.貯金する目的が決まっていない
ただ「お金を貯めよう」と考えるより、
「生活防衛資金として100万円」
「引っ越し費用として30万円」
「それ以上は長期投資」
など、お金の目的を決めたほうが管理しやすくなります。
僕も現金・NISA・個別株で役割を分けることで、資産管理をしやすくしています。
看護師が貯金を増やす5つの方法
看護師が貯金を増やすために、僕が特に重要だと考えているのは次の5つです。
1.毎月の手取りを把握する
まず直近3〜6か月の給与明細を確認します。
看護師は夜勤回数や残業によって手取りが変動するため、一番給料が高かった月を基準にするのではなく、平均的な手取りを把握します。
2.毎月の固定費を把握する
次に、
- 家賃
- 通信費
- 保険
- サブスク
- 車関連費
などを確認します。
毎月自動で引き落とされている支出ほど、一度見直す価値があります。
3.給料日に先取り貯金する
「残ったら貯める」のではなく、「先に貯めて残りで生活する」方法に変えます。
最初は月1万円でも構いません。
毎月自動的に別口座へ移す仕組みにしておけば、貯金を習慣化しやすくなります。
4.生活防衛資金を作る
投資を始める前に、急な支出へ対応できる現金を確保します。
僕の場合は生活費3〜6か月分をひとつの目安として考えています。
5.余剰資金をNISAなどへ回す
生活防衛資金や近い将来に必要なお金を確保できたら、長期間使わない資金について投資を検討します。
僕は現在NISAへ月8万円を積み立てていますが、最初から同じ金額にする必要はありません。
月1万円や3万円など、自分が長く続けられる金額から始めることが重要です。
月3万円の貯金+NISA月8万円を5年間続けたら?
現在の僕と同じように、
現金貯金:月3万円
NISA:月8万円
を5年間続けた場合を単純計算してみます。
現金貯金は、
3万円×60か月=180万円
NISAへの入金額は、
8万円×60か月=480万円
合計すると、
180万円+480万円=660万円
です。
つまり運用益を考えなくても、5年間で660万円を貯金・投資へ回す計算になります。
10年間なら単純な入金額は1,320万円です。
もちろんNISAで購入した投資信託には価格変動があります。
5年後に480万円以上になっている可能性もあれば、元本を下回っている可能性もあります。
そのため、近いうちに必要になるお金を投資するのではなく、長期間使わない資金で行うことが重要です。
看護師の貯金に関するよくある質問
看護師3年目で貯金100万円は少ない?
貯金額だけで「多い・少ない」を判断するのは難しいです。
実家暮らしか一人暮らしか、奨学金や車の有無などによって条件が大きく異なります。
100万円という数字だけを見るのではなく、自分の生活費の何か月分に相当するのか、投資などを含めた総資産はいくらあるのかも確認すると考えやすくなります。
20代看護師はいくら貯金すればいい?
年齢だけで決めるのではなく、毎月の生活費を基準に考える方法があります。
僕はまず生活費3〜6か月分程度を生活防衛資金として考え、それとは別に近い将来必要になるお金を現金で確保しています。
貯金とNISAはどちらを優先する?
生活防衛資金がほとんどない場合は、まず急な支出へ対応できる現金を確保することを僕は重視します。
そのうえで、長期間使う予定のない余剰資金をNISAなどへ回しています。
看護師は月いくら貯金すればいい?
金額ではなく、
手取り-生活費-近い将来必要なお金
から考えるのがおすすめです。
月1万円でも年間12万円、月3万円なら年間36万円になります。
無理な金額を設定するより、毎月継続できる金額を設定することが重要です。
貯金だけでなく投資もしたほうがいい?
投資には元本割れの可能性があるため、全員が同じ方法を取る必要はありません。
僕自身は、近いうちに必要な資金と生活防衛資金を現金で確保したうえで、長期間使わない資金をNISAなどへ回しています。
他人の貯金額より「去年の自分」と比較する
SNSを見ると、
「20代で資産1,000万円」
「毎月10万円以上投資」
といった投稿も目にします。
しかし、資産額だけではその人の生活環境は分かりません。
実家暮らしか、一人暮らしか。
家賃はいくらなのか。
奨学金はあるのか。
車を持っているのか。
収入はいくらなのか。
同じ24歳でも条件は大きく違います。
そのため僕は、他人の貯金額をそのまま目標にするよりも、
「去年の自分より資産が増えているか」
を見るほうが重要だと考えています。
まとめ|看護師3年目の貯金額より「現金と投資の目的」を決めよう
今回は、看護師3年目の貯金額や、24歳で総資産約420万円になった僕の貯金・投資方法を紹介しました。
僕の現在の資産形成は、
- 24歳・看護師3年目
- 手取り約32万円
- 総資産約420万円
- 現金貯金は月約3万円
- NISAは月8万円
- 毎月約11万円を資産形成
- 個別株はボーナスや余剰資金で購入
- 生活防衛資金は生活費3〜6か月分をひとつの目安にする
という形です。
ただし、この金額をそのまま真似する必要はありません。
僕が一番大切だと思っているのは、お金を
①生活に必要なお金
②数年以内に使うお金
③長期間使わないお金
に分けることです。
①と②は現金を中心に確保し、③についてNISAなどの長期投資を検討する。
このように目的を分けると、自分に必要な貯金額と投資額を考えやすくなります。
僕自身も、生活環境や収入が変われば現金と投資の割合を変更していく予定です。
「看護師3年目でいくら貯金しているか」だけを他人と比較するのではなく、まずは自分の手取りと毎月の支出を把握するところから始めてみてください。
僕の実際の給料・資産・NISAについては、こちらの記事でも詳しく公開しています。
▶ 24歳・看護師3年目の給料と資産額を公開|420万円貯めた方法
▶ 看護師3年目の給料の使い道|手取り32万円の家計簿と貯金・投資額を公開
▶ 24歳看護師がNISAに月8万円積み立てる理由|手取り32万円で続ける方法
※本記事は筆者個人の経験や資産形成方法を紹介するもので、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資には元本割れの可能性があります。最終的な投資判断はご自身で行ってください。


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