看護師3年目の給料の使い道|手取り32万円の家計簿と貯金・投資額を公開

看護師のお金

看護師3年目になると、夜勤の回数や残業によっては手取りが30万円を超える月もあります。

しかし、給料が増えても使い方を決めていなければ、意外とお金は残りません。

「看護師3年目は毎月いくら貯金できる?」

「手取り30万円なら、NISAにいくら回せる?」

「生活も楽しみながら資産形成するには、どう振り分ければいい?」

このように気になる方も多いのではないでしょうか。

僕は24歳の看護師3年目で、現在の手取りは月によって変動しますが、およそ32万円です。夜勤をしながら働き、これまでに現金・投資信託・個別株を合わせて約420万円の資産を作ってきました。

この記事では、僕自身のリアルな家計簿をもとに、手取り32万円の使い道、毎月の貯金額と投資額、お金を残すために意識していることを公開します。

先に結論を言うと、無理な節約を続けるよりも、給料日に貯金と投資を先に確保して、残ったお金で生活する仕組みを作ることが大切です。

※金額は月ごとに変動するため、分かりやすいように平均的な月の例としてまとめています。

看護師3年目の手取りは月約32万円

僕の毎月の手取りは、およそ32万円です。

ただし、看護師の給料は毎月まったく同じではありません。基本給だけでなく、夜勤手当、残業代、各種手当などによって変動するからです。

夜勤が多い月や残業が増えた月は手取りが多くなり、反対に夜勤が少ない月は手取りも下がります。そのため、最も給料が多かった月を基準に生活費を決めると、収入が少ない月に家計が苦しくなります。

僕は、毎月必ず入るとは限らない夜勤手当や残業代まで固定費に組み込まないようにしています。

看護師3年目の給料、夜勤手当、ボーナスなどを詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

▶ 看護師3年目の給料はいくら?手取り・年収・ボーナスを24歳現役看護師が公開【2026年】

手取り32万円のリアルな家計簿

僕の平均的な1か月の振り分けは、次のとおりです。

項目金額の目安
住居費45,000円
食費45,000円
水道光熱費・通信費15,000円
日用品・医療・身だしなみ15,000円
交際費・娯楽費30,000円
交通費・その他15,000円
NISA・投資信託80,000円
個別株毎月の固定額なし
現金貯金30,000円
生活の余剰資金・予備費45,000円
合計320,000円

毎月必ずこの金額になるわけではありません。食費や交際費が増える月もありますが、NISAは原則として月8万円を積み立てています。個別株には毎月の固定額を設定せず、ボーナスや日々の生活で残った余剰資金を使い、株価が下がったタイミングで買うようにしています。

それでも、生活費・投資・貯金・予備費の4つに分けて考えることで、「何に使ったか分からないまま給料がなくなる」ことを防ぎやすくなりました。

生活費は月16万円前後

住居費や食費など、毎月の生活に使うお金は合計で16万円前後です。

住居費は固定費の中で最も重要

僕の住居費は月4万5,000円です。

家賃は毎月必ず発生するため、一度上げると簡単には下げられません。手取りが増えたからといって、すぐに高い家へ引っ越すと、将来の貯金や投資に回せる金額が減ってしまいます。

もちろん、住みやすさや通勤時間も大切です。家賃だけを極端に削るのではなく、自分が納得できる範囲で固定費を抑えることが重要だと考えています。

食費は無理に削りすぎない

食費は月4万5,000円前後です。

看護師は日勤と夜勤があり、生活リズムも不規則です。毎日必ず自炊しようとすると、疲れて続かなくなることもあります。

そのため、僕は自炊できる日は自炊しつつ、忙しい日は外食やコンビニも利用します。食費を最安にすることより、無理なく仕事を続けられることを優先しています。

ただし、夜勤明けに毎回なんとなく外食する、飲み物を毎日コンビニで買うなど、満足度の低い出費は減らすようにしています。

交際費や娯楽費も最初から確保する

交際費・娯楽費は月3万円前後を目安にしています。

資産形成を始めると、できるだけ多く投資したくなります。しかし、遊びやデートをすべて我慢する方法は長続きしません。

そこで、使ってもよい金額を最初から家計に入れています。予算内であれば罪悪感なく使えるため、節約のストレスも減ります。

毎月のNISAと現金貯金は合計11万円

手取り32万円のうち、毎月8万円をNISAへ積み立て、現金も3万円ほど貯金しています。毎月決まって貯金・投資へ回す金額は、合計11万円です。

個別株はこの11万円には含めていません。毎月定額で購入するのではなく、ボーナスが入ったときや、日々の生活費から余剰資金が生まれたときに購入するからです。

毎月の固定分だけでも、手取りに対する貯蓄・投資率は約34%です。さらに個別株を購入した月は、貯蓄・投資へ回す割合が高くなります。

これは家賃を抑えられている影響が大きく、すべての看護師が同じ金額を投資する必要はありません。実家暮らし、寮、一人暮らし、同棲など、生活環境によって適正額は変わります。

大切なのは、金額だけを真似することではなく、自分の手取りの中から無理なく継続できる金額を決めることです。

NISAには月8万円を積み立てる

僕は、NISAを使って投資信託を毎月8万円積み立てています。

NISAは、対象となる投資で得た売却益や配当・分配金が非課税になる制度です。2024年からの制度では非課税保有期間が無期限になり、つみたて投資枠と成長投資枠を併用できます。

ただし、NISAを使えば必ず利益が出るわけではありません。投資信託や株式は値下がりすることもあります。

そのため、生活費や近いうちに使う予定のお金まで投資せず、長期間使わない余剰資金で行うようにしています。

また、相場が上がった月も下がった月も、感情だけで積立を止めないことを意識しています。毎月自動で積み立てる設定にしておけば、「今は買うべきか」と迷う回数を減らせます。

個別株はボーナスや余剰資金で下がったときに買う

投資信託とは別に、個別株を買うこともあります。

ただし、個別株は月○万円といった定額購入にはしていません。ボーナスや、日々の生活費から残った余剰資金を確保しておき、気になっている銘柄の株価が下がったタイミングで買っています。

毎月無理に買わないのは、高値でも機械的に購入することを避け、下落時に使える資金を残しておきたいからです。株価が十分に下がっていないと判断した月は、個別株を買わず、現金のまま持つこともあります。

一方で、「下がったから」という理由だけでは買いません。企業の業績や今後の成長性を確認し、自分が長期的に保有したいと思える銘柄を、余剰資金の範囲で購入するようにしています。

個別株は、1社の業績や株価変動の影響を強く受けます。投資信託よりも大きく値動きする可能性があるため、短期間で使うお金は入れません。

僕自身、将来の成長を期待できる企業を調べることは好きですが、期待だけで資金を集中させすぎないことも必要だと感じています。

僕の投資方針は、NISAの月8万円積立を土台にして、そのうえでボーナスや生活の余剰資金を使って個別株を買う、という形です。

現金貯金も月3万円確保する

投資だけでなく、現金も毎月3万円ほど残します。

現金が必要になる場面は意外と多くあります。

  • 引っ越し費用
  • 家具・家電の購入
  • 病気やけがによる出費
  • 冠婚葬祭
  • 車検や修理などの臨時支出
  • 転職や休職で収入が減ったときの生活費

投資しているお金は、必要なタイミングで値下がりしている可能性があります。急な支払いのために株や投資信託を売らなくて済むよう、生活防衛資金は現金で持つことが大切です。

僕も投資を優先しすぎて、現金が少なくなったことがあります。その経験から、投資額だけでなく、すぐに使える現金の残高も確認するようになりました。

手取り32万円でもお金を残す5つのルール

ここからは、僕が家計管理で意識しているルールを紹介します。

1.給料日に貯金と投資を先に分ける

月末に余ったお金を貯めようとしても、手元にあると使ってしまいがちです。

そのため、給料が入ったら先に積立投資と現金貯金の分を確保します。残った金額を生活費として使えば、毎月の貯金額が安定しやすくなります。

2.夜勤手当を当たり前の収入だと思わない

看護師の収入は、夜勤回数によって大きく変わります。

しかし、異動、体調不良、妊娠・出産、働き方の変更などによって、将来も同じ回数の夜勤ができるとは限りません。

夜勤手当まで固定費で使い切らず、増えた分の一部を貯金や投資へ回すと、生活水準を必要以上に上げずに済みます。

3.ボーナスを毎月の生活費に入れない

ボーナスは、勤務先の業績や評価によって変動する可能性があります。

そのため、ボーナスがなければ払えない家賃やローンを組むのではなく、毎月の給料だけで生活できる状態を目指しています。

ボーナスが入ったときは、使う分、貯める分、投資する分を先に分けると、全額をなんとなく使ってしまうのを防げます。僕は、この中の投資する分を個別株の購入資金として確保し、狙っている銘柄が下がったときに使っています。

4.支出は金額より満足度で考える

節約というと、すべての支出を減らすイメージがあります。しかし、大切なのは、自分にとって満足度が低い出費を減らすことです。

僕は、必要な交際費や楽しみに使うお金までゼロにはしません。その代わり、利用していないサブスクや、なんとなく買っているものがないかを確認します。

同じ1万円でも、思い出に残る体験と、使ったことすら覚えていない買い物では満足度が違います。

5.投資額は予定に合わせて変える

毎月同じ金額を投資することは分かりやすい一方、大きな支出が近いときまで無理に投資する必要はありません。

引っ越し、同棲、結婚、車の購入などが控えている場合は、投資額を一時的に減らし、現金を増やす判断も必要です。

資産形成は1か月で終わるものではありません。数年間続けるために、生活の変化に合わせて調整することが大切です。

手取り別の貯金・投資額の目安

僕の家計をそのまま真似する必要はありません。まずは手取りの10~20%を貯金・投資へ回すところからでも十分です。

毎月の手取り10%20%30%
25万円25,000円50,000円75,000円
30万円30,000円60,000円90,000円
32万円32,000円64,000円96,000円
35万円35,000円70,000円105,000円

最初から高い割合を目指しすぎると、生活が苦しくなって続かない可能性があります。

まずは月1万円から始め、昇給や夜勤手当で収入が増えたときに積立額を上げる方法でも問題ありません。

また、カードの支払いや生活費を把握できていない場合は、投資を増やす前に1か月分の支出を確認することから始めるのがおすすめです。

約420万円の資産を作るまでに意識したこと

現在、僕の総資産は現金、投資信託、個別株を合わせて約420万円です。

特別な方法で一気に増やしたわけではありません。

  • 給料が入ったら先に貯金と投資をする
  • 毎月の固定費を上げすぎない
  • NISAで積立を継続する
  • 夜勤手当やボーナスをすべて使わない
  • 無理な節約で生活の満足度を下げすぎない

こうした行動を積み重ねてきました。

資産420万円の内訳や、実際にどのように貯めたのかは、こちらの記事で詳しく公開しています。

▶ 24歳・看護師3年目の給料と資産額を公開|420万円貯めた方法

まとめ|看護師の資産形成は仕組み化が大切

今回は、24歳・看護師3年目である僕の手取り32万円の使い道を紹介しました。

平均的な月の振り分けは、次のとおりです。

  • 生活費:約16万円
  • NISA・投資信託:毎月8万円
  • 個別株:毎月の固定額は決めず、ボーナスや生活の余剰資金で下落時に購入
  • 現金貯金:約3万円
  • 生活の余剰資金・予備費:約4万5,000円

看護師は夜勤手当によって収入を増やせる一方、忙しさやストレスから支出も増えやすい仕事です。

だからこそ、我慢だけに頼るのではなく、給料日に貯金と投資を先に確保する仕組みが役立ちます。

まずは1か月の支出を確認し、月1万円でも先取りできる金額を決めるところから始めてみてください。

収入、生活環境、将来の予定は人それぞれです。無理なく続けられる金額を見つけ、現金と投資のバランスを取りながら資産形成を進めていきましょう。

※本記事は筆者個人の家計と経験を紹介するもので、特定の金融商品の購入を推奨するものではありません。投資には元本割れの可能性があります。最終的な判断はご自身で行ってください。

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